◇シャドウハーツ プレイ日記◇


その1 (2005/03/19)
昨日ゲームショップ覗いたついでにシャドウハーツ買って来ました。
前々から気になっていたタイトル。評判を耳にしつつも▲マークになんとなく気後れしていたゲームであります・・。
WA4発売までに終わるかしら。

OPから上海・華園街まで。

ある意味新鮮な「ガラの悪い主人公」の言動に呆気に取られていたのも序盤限り、慣れって恐ろしい・・。というより、柄が悪いっつーか単なるアホだということが解ってからは「アホな子ほど可愛い」心境。

「血の流れるゲーム」に慣れていないのでグロテスク表現はかなりコワワワです。
SFC時代の2Dドット絵ゾンビにすらヒーヒー言ってたのに、高頭身ポリゴンでホラーがかった敵モンスターが出てくるのもビクビクです。
ついでに虫も爬虫類もダメダメです。
ウルはじめ登場人物たちのアホなノリに助けられている感じです・・。


大陸特急(OP)。
む・・ムービーグロい・・・!転がってる死体怖い・・!
ベーコンさんのセリフが聞き取れなかったけど、なんとなく見返す気になれず。
初っ端から吹っ飛んだ腕を服ごと(←ここ重要)くっつけるデタラメ主人公(笑)。
いいですね、列車の上の対決ですよ。B級臭さがたまらんです。
こういうベタベタなシチュエーション大好き。

平原。
ウルの突っ走った言動に軽く呆気に取られつつ、そんなウルの手前で無防備に熟睡するアリスにも感服。
キツネ面登場、グレイヴヤードへ強制送り。
小心者なのでどうしようもない状況にならない限りはことあるごとにグレイヴヤード通いまくり。これ以来まだ一度もキツネ面とは会っていませんが・・・。

朝陽村。
コワワワワ。村人の何気ないセリフや一面赤と黒のカラーリングにぞわっと来ますよ。足音の効果音がまた・・。
朱震と梅元さんも良いキャラしてますな。

奉天。
ウルの手前で無防備に熟睡すr(略)。
マルガリータに巻き込まれて(巻き込んで?)逃亡劇。
マルガリータさん、素性や目的よりも際どい衣装と無駄な攻撃アクションが気になる(笑)。
敵なのに、チビすけちゃんがやけに愛らしかったです。

大連。
・・に入る前に、ウルの夢。
誰ですか、あの素直でいたいけな少年は。
大連ではババ様の迫真の語りにガクガクブルブル。ピシャって・・ピシャって・・!
アリス無しのボス戦のためアイテム尽きてヤバかったです。

黄海海上。
船酔いウルが良いですな(笑)。戦闘に影響でなくて良かった・・。
1戦目はアリスが即死しまくりで「もがーー!!」な感じでした。
海ババ様の弔いはしんみり・・・。
さり気なくウルとアリスの仲が親密に。良い感じ。グフフ。

上海・華園街。
朱震の回想。
親父強ぇぇぇッ!!所持アイテムもすげぇ・・!
街では朱震単独行動。主人公以外も動かす機会があるのですね〜。
胡弓の演奏、朱震の独白、良い感じです。
舞鬼との戦闘。
・・・あの必殺技はギャグですよね。
お父様と同じ内容のセリフ吐くウルが良いです。あぁ、親子だな、と感じる瞬間。
親父越え展開に期待していいかしら。親父越えイベントは(直接対決にしろ間接対決にしろ)燃えです。浪漫です。

その2 (2005/03/20)
西園九宮寺から蒼き城・塔クリアまで。
怒涛の如きツボ展開の連続にウヘウヘでした。

西園九宮寺。
長かった・・・。
しかしその苦労も意味を成さず。アリスを捧げに来たようなモノ。徳壊め、人の苦労をなんだと・・!
小法師・・・折角小遣いたんまり稼げたのにね・・・(ホロリ)。
時間があれば宝箱制覇しながら進みたかったのですが、適当に探索して駆け足進行。
最初のボスでウル&朱震両者とも沈黙喰らってなぶり殺しに遭いました。
2番目のボスと3番目のボスはひたすら殴るだけなので楽でした。

上海・華園街。
朽木少佐登場。川島中佐初登場当初は彼女がこういうポジションなのかと思ってました。
助谷中尉・・・。いい人だったのに・・。

傀骸塔。
敵がキモかったです。このゲーム敵の8割はグロいかキモい気もしますが。
凌徳は石化と沈黙が激しく鬱陶しゅうございました。
思わぬ邪魔が入り天凱凰復活阻止ならず。主人公独走→暴走→失踪と痛恨のコンボで亜細亜編終了。
凄惨な映像に反して音楽がしんみり系・・(しんみり)。
でもベーコンさんはなんか憎めませんです。去り際に「痛ッ」って・・・!


欧州編開幕プラハ。
アリスが健気だ・・。おじさまもいい人だ・・。
しかしながら、顔グラキャラの死亡率高・・ッ!

ビストリッツ。
ニーナが健気だ・・。ミシェルさんが強い人だ・・。
しかしながら、またしても赤と黒な展開ですか・・(泣)。

蒼き城。
キースさんパーティ参入。また濃ゆい人が・・。
剣舞アクションや鼻唄儀式が良いです。さらさらブロンドヘアー良いです。梅元さんの治療にも動じないツワモノです。

ビストリッツ。
打倒村長。き・・キモい・・・。

蒼き城・塔。
実は愛と勇気と希望の物語だったよシャドウハーツ・・ッ!(とりあえず、このイベントは。)
直球ど真ん中ツボ展開、燃えと萌えにより踊り狂ったイベント。
あへ〜〜。ウルとアリスが可愛いよ〜〜。
ひたすら墓穴を掘るウルの姿にとてつもなく居た堪れない思いになりましたよ・・。見守るこっちがキリキリヒヤヒヤなイベントでした。
それでフュージョンするとSP大量消費するのか〜と考えると、感慨深い・・。
このゲーム、台詞回しが好きだなぁ・・。ギャグもシリアスも。

というわけで主人公戦線復帰。

その3 (2005/03/22)
プラハの女子トイレ事件からラスダン突入前まで。

プラハ。
鏡の国のアリス? アリスとオルガの一騎打ち対決。特に苦もなく。
トイレイベント怖すぎです。トイレ行けなくなります。洗面台覗けなくなります。
なんでトイレってホラースポットになるんだろう・・。

ルアン。
ウル強制連行墓場イベント。新たに小さなお墓が・・(ブルブル)。
マリスの恐怖(っていうか面倒臭さ)再び。さらば束の間の安息の日々。
マルガリータさんと再会。格好良いですお姉さま。口頭勝負ではマルガリータさんが最強っぽい。
エリオット神父殺害事件の真相に迫りつつ・・・。

ロンドン・ブルウィッチ6番街。
すられた。

ハリーを仲間に加えてロンドン・孤児院。
孤児の子が綴った日記が悲惨だよ・・・;。
書きかけ遺書的日記系はダメなんですよ・・。聖剣3とかブレス2とかもろもろ。
ロンドンラッソの子たちがみんな無事で良かった良かった。
2連戦は結構キツかった。ママンめ・・・。
クソ声(ウル曰く)の正体発覚。
ってゆーかあの人にもこの人にも常に見張られていたんじゃ安心してトイレにも入れやしねぇ・・・;。

ハリーのお母さん救出のためカリオス精神病院へ。
母子愛。

ロンドン・ブルウィッチ6番街。
「あんたに何がわかるんだ」系の会話は大抵見守るのがイタタなお約束。
でもこういうセリフの後に成長劇があるのは好き。
ハリーはまだ連れ戻すチャンスがあるけど、ウルとアリスは殺されてますしね。

アリス単独行動でルアン。
演出といい音楽といい心臓に来ました。単独行動時に怖いことしないで下さい。
ロジャー・ベーコンの正体発覚。これは全然予想してなかった・・;。

クーデルカの言に従いネメトン修道院へ。
1900年代初頭に何を見て育ったんだウル&アリス・・。
ウルのアホがアリスに伝染しているような気がしないでもないここんとこ。
そこへ本物のロジャーが加わって久々のアホ路線全開万歳。
ネメトン修道院地下で遂に偽ベーコンことアルバート・サイモンと対決。
アモンの魂入手した途端フリーズ(泣)。2度戦闘する羽目に・・。

戦闘には勝利するもラスダン出現。
試しに一度昇ってみたものの、スタメンであるウル&アリスに比べて他のメンバーが貧弱すぎ・・。
というわけでレベル稼ぎがてらに隠し&サブ要素を適度に消化してゆこうと思います。

サブイベント・ラスダン・クリア後感想なんかはまた次回。・・次回にはクリア出来ると良いです。

その4 (2005/03/24)
ラスダン突入前に隠しダンジョン・サブイベントをこなし、EDをグッド・バッド共にクリアしました。

人形の館。
怖かった。

石窟寺院。
ボス強ッ!

古代遺跡。
ここのボスは他2つのボスに比べて楽でした。
っていうかダンジョン自体よりもダンジョン出現条件のイベントに萌え尽きてしまった・・!
あぁ〜〜〜ん可愛いようウルアリ・・!
サブイベントにしておくには惜しすぎるイベントですな。

天凱凰関連。
親父越え親父越え・・!(燃え)
はっきし言ってラスボス戦よりヒヤヒヤ・・。
攻撃→HP回復→攻撃→HP回復→MP回復→HP回復な感じで1ターンも気を抜けない感じですよ。
お父様格好良すぎですよう。最後の「お前とはもっと・・・」にうるっと来ました。
父のコート・・いいなぁ・・。
しかしエロ本からこのイベントに発展するとは・・(笑)。

その他サブイベント。
上のウルアリなイベントといい、天凱凰のイベントといい、サブイベントがだいぶオイシイ気がします。
でも逆に、これらのサブイベント見逃してると消化不良な部分が多いような気も。
亜細亜編のサブ要素ほとんど手を付けなかったしなぁ・・。
亜細亜編の人々のその後、マルガリータの懺悔イベント、キース兄弟対決イベント、面白かったです。
マルガリータのサブイベントを見ると、水の碑石イベントであまりにキャラが真面目すぎてマジメなイベントなのかふざけたイベントなのかの判断が付かなかった神父ウルはやはり素なんだろうか・・・。
うすうす感じてはいたけど、キースって完璧にギャグ要因なのか・・。
川島さんは・・・うぅ・・。でも川島さんも最初の方で口止めに人殺してたりするんですよね・・。

ラスダン突入→バッドED。
プレイ前からバッドEDとグッドEDが用意されていることを知っていたので、両方見るつもりでプレイしてました。
まずはバッドから。
グレイヴヤードの墓標に宿るウルの意識が素敵すぎますよ。
あはー。あのときこんなこと思ってたのかよー。なんて。
ラスダン突入してからはなんつーかもうやるせないったら。
「勝ってみんなで帰るときも、負けて、消えて無くなるときも・・(うろ)」のくだりがヤバイくらい好きです。
EDはほろほろと来ました。テーマ曲がまた涙を誘う・・・。

ラスダン突入→グッドED。
攻略サイト見ていなければ、まずこのEDに辿り着くことは無かったと思います・・。
絶対タリスマンを赤にしない。
アートマン戦後のグレイブヤードでの、「わかったら謝れ」→「ごめんなさい」の流れは胸がすきますな。バッドEDを見たあとなだけに一層。
アリスの語りが可愛いよう。
笑顔で終われて良かったよう(ほろり)。
その代わりラスダンでのイベントが無くなってしまうのはちと物足りなかったです。

ラスボスはロゼリオと鍵系アイテムと「あの子のために!」のおかげでさほど苦戦はしませんでした。
最終メンバーはウル(Lv.53)・アリス(52)・キース(45)。


クリア後の感想
ウルとアリスが良い仲になることは(そしてアリスが死ぬことは)プレイ前から知っていたのですが(2のパケ裏でさっくりネタバレしてるし)、プレイ開始して数分、どう転んだらこの二人のラヴロマンスになるんじゃいッ!?・・と思わず心のツッコミ。

グロさキモさに驚いた。(でもそこが魅力。)
RPGの主人公としてそれはどうよなウルの言動にも驚いた。(でもそこが(略))
パンチラとかアイテム説明とかどうでもいいところへのこだわりようにも驚いた。(そこ(略))
でも一番驚いたのは、
しかっりちゃっかりラブロマンスが成立しちゃっていた(しかも主題として)こと。
・・・そしてそれがめさんこツボにハマってしまったこと・・・。
あと、親父越え燃え。

見せるべきとこの引き込み方が上手いと思うのですよ、このゲーム。セリフ回しとか音とか。
ただ、ウルとアリス以外のキャラ描写がちと薄かったかなぁ・・。
良いキャラ好きなキャラ多いんですが。

ウル→アリスはともかく(アートマン戦直前のグレイヴヤードでなんとなく経過がわかるので)、アリスがどの辺で命を賭けられるほどウルにゾッコンラヴ(死語)になったのかも気になる・・。
まぁ本人もグッドEDルートの語りで「いつからかな」って言ってますが(笑)。

ボリューム的には短めだけど、逆に無駄がなくて良かったと思います。
サブイベントに重要な話持っていきすぎな気がしないでもないですが。
システム的な関係もあってかエンカウント少なめ、セーブポイント間隔短めだったのもサクサク進められてポイント高し。

舞台の移動・ED分岐等々取り返しのつかない要素てんこ盛りだったのは、ヌルゲーマーの私にはちと辛かったです。
ED分岐条件は上手く出来てるなぁ〜と思いましたが。ブレス2のED分岐を彷彿と・・。
しかし四仮面云々墓云々はともかく、ヨシアがED分岐のキーキャラとは・・!

戦闘システムは単純ながらもなかなか面白いシステムだと思いました。
縛りプレイもしやすくなってるし(笑)。
ヌルゲーマーのクセにスコアが気になってなかなかもどかしい思いもしましたが・・。


クリアして気づいたどうでもいいこと。
ロジャーのボイスキャスト・我修院達也氏も意外だったけど、スタッフロール見たら
『海ばば 白石加代子』
本場『百物語』の語り部さんじゃないですか・・ッ!!(今現在大河ドラマでナレーター&お徳で出演)
なんであのイベントそんなに力入ってるんですか・・!(ガタガタ)


その後
シャドハ2クリアした後、保険用&イベント観賞用にとっておいたデータをロードして1をちょろちょろプレイしました。
ウルアリなイベントと親子なイベントをメインに。

面倒で見逃したアンヌのクロスイベントも見ました。甚八郎さん素敵すぎです。
九龍城砦は怖いのでやってません。

ウルがセリフで死を匂わすセリフを口走るたんび、無駄に2ED思い出して心臓バクバクです。もげー。
でも大好きなイベントばかり。
・黄海海上介抱イベント
・蒼き城・塔のグレイヴヤードイベント
・ネメトン修道院跡のサブイベント
・ラスボス直前ミニイベント

なんだか悔しくなったので最終的に四仮面に「ごめんなさい」言わせときました。