◇逆転裁判2 プレイ感想◇


失われた逆転
えーっと。
この話の被告誰だったっけ・・としばらく悩んでしまいましたよ。
マコさんでした・・。被告のクセにケロッとしてるし、完璧に助手ポジションについていたし、口調はイトノコ刑事だし、証人がいかにも私が犯人ですといわんばかりだったもので・・・。
いい子なのに可哀想な人だなぁマコさん。・・・被害者の人はもっと哀れですが・・。

この感想クリア後に書いているのですが、正直1話目の印象薄い・・・。
いやまぁそれは一番最初にプレイした話だからとか4話目のインパクトが大きいからとかいろいろあるのですが。

なるほどくんいきなり記憶喪失わっほい。
初心に帰ってシステム&操作方法確認です。

今回から事件関係者の顔も投げつけられるようになった模様。
・・・言い回し微妙ですみません。
「つきつける」の選択肢が増えてちょっと大変そうだなぁ・・。

今回も1話目はほとんど練習モードなので、さほど悩むことなくサクサクと。
記憶もあっさり戻って1話終了っと。

なんだかんだでトノサマンの着メロにしている(されている?)なるほどくんがいいなぁ(笑)。

再会、そして逆転
第2話で真宵ちゃんが告発されるお約束でもあるんでしょうか。
またしても殺人犯扱いです真宵ちゃん。
1話目がかる〜く終了したため、2話開始時の1枚絵、留置所仕切り越し会話には萌えドッキリしましたよ。


この回で初登場のはみちゃん。
第一印象からイメージしていたキャラとはまったく違っていましたが、まぁなんとも可愛らしい。
いやいやそれは思い込み過ぎだってはみちゃんとか思いつつ
彼女にシンパシー感じてる私。
いっそ私は彼女を動かしたい(ジャンル法廷バトルじゃなくなるけど)。
霊媒の条件になるほどくんの立会いを条件にするなんて、可愛らしいではござりませぬか、真宵さま。

この回からシステムの加わったサイコ・ロックシステム。
こ・・これがまた・・結構ツラい・・。
秘密に関係する証拠品の推理だけではなく、関連する証拠品が全て揃っているのかどうかも問題になってくるところが重要ポイント。
はみちゃんの秘密に関する証拠品が揃っていないことに気づかず、片っ端から所持品つきつけてました・・。
この2話目以降、保険データ作成のために中断セーブ利用しまくり。うぅ・・情けなや・・。

この回の法廷パートで初登場の狩魔冥。
じゅ・・・
18・・・・ッ!?若ッ!!
いやーやっぱりお父さんや御剣さんと似通うところがありますなー。
でも、口調も表情も結構砕けているんですね。
御剣とはまた違ったバージョンで狩魔豪の未完全版という感じ。狩魔豪を見た後だと、御剣にしろ冥にしろ、なりきれていない感がなんだか可愛い。
お辞儀モーションやら頬杖モーションやら、グラフィックとアニメーションも可愛い。
しかしながら・・なるほどくんはともかく(?)証人や裁判長まで鞭打つのはどうかと思いますですよ・・・。

千尋さんとのサイコ・ロック解除勝負は燃えました。
師弟対決超燃え。

ラストの姉妹再会良かったなぁ〜。
そういえば真宵ちゃんはアレ以来千尋さんとは会えてなかったんでしたっけ。
あ・・でもさすがにはみちゃんの衣装では無理があると思います、千尋さん。
もうこのまま「2」終了でも良いんじゃない?ってくらい清々しい気分になったのですが、真宵ちゃんのためにも
どこかの天才検事さんのためにもやっぱりここで終わるわけには行きませんね。

ところでこの2話終了時の意味ありげなセリフ。「3」への布石?

逆転サーカス
えーっと。
前作もそうでしたが、2話と4話の印象が強いため、3話目は相対的になんとなく印象薄く感じます・・。

でもサーカスのメンバーは濃いキャラ揃いでしたね。

まず被告の山田耕作さん。
ゴージャスモードとヘタレモードとのギャップに愛が芽生えます。芸名(?)と本名のギャップにも愛が芽生えます。
しかしながらカッとなってビンで思いっきり人殴るような人間なので、団長のひとりやふたり殺していてもおかしくないんじゃないですかこの人。素は悪い人じゃないんですが。

ピエロのトミーさん。
彼なりの「ユーモア」よりも、あひゃひゃひゃ笑いがタチが悪かった・・。
最初この人精神大丈夫なのかしらと怖くなったし。
そもそも私、ピエロ自体なんとなく怖かったりするのですが・・。
「つまらないギャグは許せる。でもそれを自分で笑うヤツはガマンならない」ってヤツですね。
でも後半のミリカに関するあれやこれやで、いい人なんだなぁ〜と思いました。
証言台では傍聴人に盛大にしらけられ、狩魔検事には何度も鞭で打たれ、裁判長にもザクっと貶され、いろんな感情通り越して思わず同情してしまいましたが。
「向かうところ手品師」だけは、面白いと思ってしまいました。うへ。
「面白いことがアル・カポネ」でシャドフロ思い出してましたよ。

腹話術師のリロ&ベン。(<リロが先かよ)
こういったお話では典型的な腹話術師キャラ。
もとが同じ人ということを忘れます。人形も一人の人間みたい。
小憎らしいけど、憎めないリロ。ダメージくらいアクションが素敵。
でも私、実を言うと私腹話術の人形もちょっと怖かったりもごもご。
ベンさんのほうは、キャラつかめてないや・・。
かえるの歌の練習してるのは面白かったな・・。

猛獣使いのミリカ。
このシリーズでは珍しく、裏の顔のない天然キャラだった(笑)。可愛い。
彼女の何も知らない無邪気さについては、残酷というよりも、可哀想という思いの方が強かったりします。親バカ・甘やかしも、程々が一番。
彼女に会いに行くと流れるアコーディオンチックなBGMが好き。

アクロバットのアクロ。
このシリーズでは珍しく、正統派(?)なキャラだった・・。格好良い。
周り飛んでる小鳥たちが濃い味出しているのですが。
すごい度胸の持ち主でした。まさか、法廷まで胸像持ち歩いていたとは。(誰も気づかんのか。)
なんというかまぁ、可哀想な人でした。
殺人なんか計画しても、ロクなことないですよ。

なるほどくん、駄洒落は苦手なのか。新たな一面発覚。
そしてラーメンはトンコツ派っと。まぁ確かに塩やしょうゆではなさそうですね(偏見)。

冥ちゃんのバカ連発は最初「バカ言う方がバカなんだいッ!」と反論したくもなりましたが、最後の方で「自分で言っててよくわからなくなってきた」とか言い出したことについ可愛いとか思ってしまいましたよッ!

トリックについては、大半が偶然の出来事とはいえ、かなり苦しかったかなぁ〜と思います。これまでの事件では犯行や推理に無理はあってもそんなに気にはしなかったのですが、今回ばかりは気になりました・・。

事件開始が12月26日なのにはなにか意味があるのかと思っていたのに、特別なんにもなかったですよ。
「ミツルギ」の4文字は何故かNGワードになってるし。

さらば逆転
いや〜〜今回も面白かった第4話。
だいぶ重い話なのに、トノサマンか。忍者ナンジャか。
まぁ犯罪者の弁護ってのも弁護士が避けては通れぬ道ですよね。
むしろ今まで弁護する人弁護する人冤罪って方が(以下略)。←それ言ったらお終い。
ただ、今回の場合状況が最悪だったんですけど・・。

今回はおなじみキャラが続々出てきましたね。
中でもオバチャンが素敵過ぎた・・・。

カタカタカタカタ・・・が鳴るたびに爆笑でしたよッ!
顔キャラじゃないけど、警察署の課長さん&刑事さんにも惚れてます。仲間の死を看取るイメージ・トレーニングに大笑いしました・・。
でもって真宵ちゃん、立派にヒロインの役目を果たしました。>誘拐
今も昔もさらわれるのがヒロインの務めです。(偏見)

探偵パート1日目。
来た。出た。ご大層にも、テーマ曲(?)付きで。
ミツルギィィィィィーーーーーーッ!!!
・・・こんだけ引っ張って意外と平凡な登場ですね。
っていうかなるほどくん取り乱しすぎ。御剣も御剣で妙な書き置き残すなッ!(その文句じゃどう見ても遺書じゃ!)

法廷パート1日目。
お・・・
オバチャン最強・・・ッ!
オバチャンにはカタナシなみっちゃんが好きですよッ!!

後半はとにかく焦らされる焦らされる。
終わりそうで、なかなか終わらないし。
しかもとある場所で1時間以上詰まってあまりに焦れすぎたもんで遂に攻略サイトさまに頼ってしまいましたよ屈辱・・ッ!

でもナルマヨ好き的にはいろいろ美味しい話だったので気にしない。
『たとえ世界中を敵に回しても、戦いをやめるわけにはいかない』とか。
はみちゃんに真宵ちゃんに聞かせてあげたかったッ!(心の声だけど)

御剣とのコンビも良きかな良きかな。
でも今作、どうも成歩堂&御剣の関係がグダグダしていた気がしないでもないです。
・・・せっかく・・折角前作の最後で綺麗に締めたのに・・・しくしく。

前作の第4話ではオウムに大笑いしましたが、今回も大笑い。
今度の証人は生き物ですらないし(笑)。喋ってる人は人間ですが。
なんか妙に愛嬌ある無線機でしたな・・。

んで、今回の決め手。「有罪」か「無罪」か。いや〜選択が重かった重かった。
言い換えれば「真宵ちゃんを殺す」か「霧緒さんを殺す」かの選択ですもんね。(「真宵」か「正義」かという言い方では、個人的にはしっくりこないので。人によっては真宵ちゃんを助けることの方が「正義」かも知れないし。)
ん。有罪を選びましたよ。ゴメン・・真宵ちゃん!ですよ。
でも、オートロ邸で見つけた「絶対オートロを有罪にしてくれ」的真宵ちゃんの置手紙がなかったら、たぶん無罪選んでました。(ゴメン、霧緒さん・・・ですね。)
なるほどくんなら、うまく立ち回ればオートロ無罪判決後でも霧緒ちゃん助けられそうだし。
この置手紙とそれ読んだあとのなるほどくんの憔悴っぷりとイトノコさん(無職)の捜査協力願い出報告の一連にうるっときましたよ・・。
どんな気持ちであの置手紙書いたんでしょう。真宵ちゃん。あと、カードのラクガキ。

そういえば、1度クリアしたあと最後の証拠品を突きつけるところで間違い解答してみたら、無罪判決用のED(といってもゲームオーバーですが)があることにビックリしました。
冤罪くらい気づかんかい、担当弁護士ッ!!(いいがかり)

最後は御剣さんとも仲直り
(なるほどくんの一方的な仲違いだった気もするけど・・)出来たし、真宵ちゃんも無事戻って来たし、良かった良かった。
再会の1枚絵はなんつーか、兄妹通り越して親子だったけど(笑)。

みっちゃんへの感謝の気持ち(?)は何の考えもなしに鞭投げつけたんですが、あれで合っていたのか・・。違うの選んでいたら、EDどうなっていたんだろ・・。
で。
最後の最後で検事組にオイシイところ取られたーーーーッ!!
なんなのよ冥さんその笑顔はッ!!!
と思ったら、最後の最後の最後に真宵ちゃんがやってくれました。
果たしてこの先あのカードがなるほどくんの目に触れることはあるのでしょうか。

というわけで
兄妹一歩手前ミツメイと、日常漫才コンビナルマヨに萌えて悶えて燃え尽きた4章でした(笑)。

クリア後感想 (2005/10/26)
やりだしたら止まらない。やめ時がどこだかわからない。
中毒症になるゲームです。
でも、「クリアしたー!さぁ2周目やろー!」系の中毒ではない・・かな?
再プレイするなら、話の展開をド忘れした頃にまたやりたい系ですね。
あ・・でもおふざけ回答はしてみたいなぁ・・気になるなぁ・・。

前作の第4話をクリアしたとき、2も楽しみだな〜と思う半面1のお話がとっても綺麗に完結していたため2では質が落ちてしまうのではないかとちょっぴり不安でしたが、今作もたっぷり楽しめました。
全体を通してのシナリオの完成度なら1の方が良く出来ていた気がしますが、1話1話は1と負けず劣らず面白かったです。今回も熱い!

サイコ・ロックという新要素も加わり、ボリュームも増した分、1のようなサクサク感は減ってしまいましたね。
まだ続くのかーー!とか、ここまでたどり着くのにえらく長い道のりだったなぁ・・とか、やっとこの章が終わったよー・・とか思ってしまうことも。
それと、難易度が上がったと申しますか、矛盾点と証拠の関係がわかりにくいことが結構ありました。
ほんっとに詰まって、証拠品をカンで片っ端から総当り、なんてことも何度か・・。トリックや犯人はわかっているのに、現時点で何を突きつければ良いのかわからない、とか。
ちょっと進むごとに中断セーブしなければ、クリアにあと何時間かかっていたことやら;。
1じゃ本当にプレイを中断するとき以外ほとんど中断セーブは使わなかったのに・・・。
爽快感では1の方が上ですが、崖っぷちギリギリの緊迫感を味わうなら2の方が上、という感じですか。実際、「崖っぷち」から始まるし(笑)。
シナリオの緊迫感という点では2の4章が1&2の8話中ダントツでありました。
有罪か、無罪か。他の方たちはどんな考えでどちらの選択をしたのか、気になりますなー・・。

DL6号事件と綾里家関連は3にも持越しですか・・・?